ご挨拶

着付講師の挨拶

着物姿に憧れて、着付を習い始めたのが20歳のころ。
真夏の暑いときに日傘をさして絽の透けた着物を涼しげに着て歩いている素敵なお姉さまを見かけたときから日本の和装美にとりつかれてしまったようです。
このころ始めたお稽古はお勤めしていた会社に着付の先生が週1回来てくださっていまして、女子社員20名程を会議室で教えてくださっていました。(大人数の中でなかなか上達はできませんでしたが・・・)初級の3ヶ月を終えたら続きは某大手の教室に通わなくてはならなく、結局その後の技術は習得できず残念な思いがありました。
結婚・出産・子育てと少しブランクありましたが家族の理解のもと、再びいろいろな着付教室に通いはじめ、貴重な経験を積み重ねていくことができました。その後、毎日着物を着て生活の着付講師、やがて結婚式場での花嫁着付や列席の振袖着付・留袖着付・訪問着着付を着付ける、着付師としての実践を重ねていくようになりました。
実践あってこその今の技術があるのだと今まで着付をさせて頂いたお客様に感謝しております。
大手の教室はどこも同じようですが、上のクラスに上がっていく度にテストがあり認定料たるものを何回も納めていかなければならないシステムで金銭的にもたいへんですよね。
奥谷着付教室はそんな皆様の悩みにこたえるべくアットホームな個人個人の皆様にあったお勉強をしていただけますよう少人数でご指導させていただいております。
もちろん進級する度に高額になっていく認定料などは頂いてておりません。
着物販売もしておりませんのでご安心ください。
純粋に技術のみご提供しております。
さあタンスの中で眠っているお着物を生かしてあげましょう。
簡単にお着物が着れる様になったらいろいろな所へお出かけする機会も増えてくると思います。
日本の伝統文化である着物が沢山の方々の手によって生かされることを切に願っております。
またそのお手伝いをさせて頂けることを本当に幸せと感じております。
それから着付のお仕事に関心おありの方、年齢は関係ありません。
高度な技術さえお持ちになれば、お若い方でも、ご年配の方でも大丈夫です。
私達と一緒に頑張っておられるお仲間がたくさんいらっしゃいます。
奥が深くずっとお勉強ではありますが、日本の伝統文化が発展していけるよう、私も頑張っていく所存でございます。
どうか宜しくお願いいたします。

   

奥谷陽子

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